この日も場内は要所要所(?)で爆笑や拍手の嵐。そんな中、お客さんと一緒に初めて映画を観た入江監督。興奮冷めやらぬままトークショーに突入して・・・
入江「いやぁ・・・とんでもないですね。『劇場版 神聖かまってちゃん~』のお客さんも、『ムカデ人間』の予告編のインパクトで本編忘れたって感想が(笑)」
そうです。先日までシネクイントでは、『ムカデ人間』予告編&『劇場版 神聖かまってちゃん~』本編というナイスなコラボが繰り広げられていたのです。
北村「昼間の映画で予告編を流していたら苦情が殺到しちゃったみたいなんですけど、レイトショーの『劇場版 神聖かまってちゃん~』のお客さんには大ウケだったみたいで」
入江「ああ。やっぱり、つながりを大切にしてる映画だからね」
なるほど。このあと、あらゆるシーンや北村さんの演技を事細かに絶賛してくださった入江監督。ネタバレになるため、ここでは詳しい内容は書けませんが・・・
入江「○○のシーンは良かったよね。あそこだけセカチューみたいだった」
北村「あそこは、もともとセリフは無かったんですが、僕が監督に直談判してああなりました」
入江「あのドイツ人の博士は・・・?」
北村「彼は撮影中は役になりきってみんなに怒鳴り散らしてたけど、映画が終わったらスウィートなおじさんです」
北村「僕はSR(『サイタマノラッパー』)観て3回泣いて。ゆうばり映画祭でお会いして、入江監督にはビビビと来ていました」
入江「今度はSRニューヨーク編ていうの撮りたいと思ってるんです。北村さん、ぜひ・・・」
北村「入江監督への僕の公開オーディションです」
実は北村さん、入江監督への愛を伝えるためにどうすればいいかと考え、当日突然思いついたのがこの即席ラップ。上映中に控え室で一生懸命練習していました。
その熱いラップに、もちろん劇場は大盛り上がり。
日本映画で活躍したい、入江監督と仕事がしたいという想いは、お客さんにも入江監督にも、きっと届いたことでしょう。
今後も、北村さんの動向とムカデ情報には要注目です!